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進級の準備ってどうしたら2023.06.15

進級

「小学校・・・どうしよう」「中学校・・・どうしよう」

・・・と悩まれている保護者さんも少なくないのではないでしょうか?

2023年度になり早くも6月の中旬を迎えました。

2024年度に幼稚園や保育園さんから小学校に、小学校から中学校に進級される子どもさんも多くおられると思います。

そう悩まれている具体的な内容としては・・・

【うまく学校生活を楽しめるだろうか】

【勉強についていけるだろうか】

【友達と仲良くできるだろうか】

【必要な支援はちゃんとしてもらえるだろうか】

【支援を希望するのは迷惑をかけてしまうから、言いにくいな】etc・・・

いろんな不安が混在しているかと思われます。またその不安の多くは、『見えない場所』というのが正体です。

つまり、できるだけ『見える場所』にしていけたらと思います。

『見える場所にするために』

具体的には・・・

①役所での教育相談:各(区)役所で行っている教育相談に問い合わせてみる(「◯◯市(区)役所教

          育相談」で検索)。

➁小学校や中学校に直接問い合わせ:進級先の小学校や中学校に直接問い合わせてみる。※小学校で何   

           かしら支援を受けておられた場合は、支援級の教員や特別支援コーディネータ  

           ーなどを通じて中学校へ面談予定の連絡をしてくれる場合があります。

『できるだけまとめましょう』

 最近では、サポートブックを作成されている保護者さんもおられます。その中でも、専門用語を駆使した支援者顔負けのサポートブックも見たことがありました。しかしながら、多くの保護者がそこまでクオリティの高いサポートブックを準備することは非常に負担だったりすることもあるでしょう。

 進級先の学校では、子どもに関する多くの情報を必要としてはいるものの、実際には細かくサポートができる状況や環境ではないことも少なくありません。

 そこで、サポートブックにこれだけは書けたら望ましい!というものを独断と偏見で選んでみました。

 ①現在の生活で困っていたこと、困っていたけどできたこと、まだ困っていること

 ➁医療と障がい福祉サービスに繋がっているかどうか?

 ③進級時に予想される言動と対応方法

いろんな自治体やポータルサイトなどでテンプレートがあるので参考にしても良いと思いますが、「こうでなければならない!」というものはなく、学校に把握してもらいやすいもののほうが望ましいので、まずは形にとらわれず列挙してみてはいかがでしょうか?また、作成途中や完成したサポートブックを見てもらえる相談先があると尚よいかもです。

こうして作成したサポートブックを教育相談時に持参し、子どもと一緒に面談することで学校からの反応や入学時の対応をできるだけたくさん確認していくことで『見えない場所』から『見える場所』に変えていけるように思います。